冷蔵庫で保管するのが適切?使い捨てカラコンの置き場所
毎日のように使い捨てカラコンを利用している場合、安いタイミングで複数箱購入して常備しているかたも多いでしょう。その際、どこにカラコンを保管しておくか、悩んだ経験があるかたもいるはずです。
目の中に入れるものですから、状態を劣化させないように適切な場所に置いておく意識を持つことはとても大切になります。そんな中、箱ごと冷蔵庫に入れておくのが安全という声も少なからず聞かれますが、その方法は正しいのでしょうか。
使い捨てレンズは非常に衛生的
使い捨てタイプのカラコンの場合、レンズが1枚ずつ別々になって保存液に浸かった状態で密閉されています。雑菌なども混入する心配がなく、とても衛生的な状態です。
そんなレンズは、基本的に直射日光に当たらない清潔な場所であれば室温保管ができます。机の上、化粧棚の中など、部屋の中に置いておくだけでいつでも新鮮なレンズを利用することが可能です。
状況を見て冷蔵庫を活用するのはOK
直射日光が当たらない、なおかつ綺麗な場所ということで、あえて冷蔵庫に使い捨てカラコンを仕舞っているかたもいるでしょう。たしかに常温での保管で問題がないものですが、室温がマイナスになる、30度を越すといった極端な状態になった場合には、冷蔵庫で保管をしておいたほうが適温を保つことができるケースもあります。状況を見て判断するのがおすすめです。
しかし、それ以外の場合には使い捨てカラコンを冷蔵庫で冷やしておいてもあまり意味がありません。元々清潔に使えるレンズですから、冷蔵庫に入れておかなくても雑菌が繁殖する心配はないのです。
極端に冷やしすぎるのは問題
冷蔵庫の中が極端に冷えすぎてしまっている場合、保存液に霜が降りたり凍ってしまうようなことがあれば、品質に問題が出てきてしまうことも考えられます。どうしても冷蔵庫に保管しておきたい場合には、冷気の吹き出し口付近に保管しないこと、また、設定温度に気を配るようにしてください。
使い捨てカラコンは、部屋の中の日光が当たらない場所であればそのまま置いておいて問題がないものです。特にそうしなければならない理由がない場合には、冷蔵庫にこだわる必要はありません。